醪(もろみ)取り焼酎とは?粕取り焼酎とどう違う?

こんにちは!酎マガ編集部です!

焼酎好きの方の中には、「もろみ取り焼酎」という言葉を聞いたことがある方もいるかもしれません。

今回はこの、もろみ取り焼酎について解説します。

助手ちゃん

粕取り焼酎は前回聞きましたが、もろみ取りって何のことなんでしょう?

先生

もろみ取りと聞くと特別に感じるけど、特別な製法というわけではないんだよ。

目次

もろみ取り焼酎とは

もろみ取り焼酎は、よく目にする焼酎全般のことを言います。

 

焼酎造りでは、材料を発酵させてもろみを作ります。
このもろみには、発酵が進むことでアルコールが生じており、これを蒸留することで焼酎ができます。

そのため、普通に作られる焼酎をもろみ取り焼酎と言っています。

さて、どうしてこのように「もろみ取り焼酎」という言葉が生まれたか、と言うと、この他に「粕取り焼酎」という言葉があるからです。

粕取り焼酎とは

粕取り焼酎は、酒粕を蒸留させて造った焼酎のことを指します。

酒粕はご存知の通り、日本酒を作る際に作られますね。
米を発酵させることでもろみとし、それを搾ったものが日本酒。
その搾りかすは酒粕と言われます。

実はこの酒粕、少量のアルコール分が含まれているってご存知ですか?
このアルコール分を抽出したものが「粕取り焼酎」なんです。

助手ちゃん

とても簡単な話なんですね!

先生

この粕取り焼酎と比べて、普通の焼酎をもろみ取り焼酎と言っているんだ。

最後に

粕取り焼酎ともろみ取り焼酎の違いがわかりましたか?
粕取り焼酎はその製法故に、日本酒のような華やかな香りが楽しめる焼酎です。
焼酎の中でも主に、日本酒メーカーが販売している焼酎として知られています。

お好きな日本酒銘柄で造られていないか、是非チェックしてみてはいかがでしょうか?

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