こんにちは!
酎マガ編集部です。
今回は、「マーガオ」が爽やかに香る
新感覚の香味が楽しめる「ボタニカル系麦焼酎」として濱田酒造より登場したCHILL GREEN spicy & citrusをレビューしてみました♪
特徴
原料には香りの良いボタニカル「マーガオ」を使用。
マーガオの持つ柑橘香と山椒のようなスパイシーさに麦焼酎の持つ旨さを融合することで、今までにない新感覚の香味を実現したボタニカル系麦焼酎です。“落ち着く” “リラックスする”を意味する「chill out」と、“ボタニカル” ”ナチュラル”をイメージする「green」を掛け合わせています。慌ただしい日々の生活の中で、少しでも「ゆったりと自分らしく過ごせる時間」に寄り添えるブランドでありたい。そんな想いを込めて生まれました。
(公式サイト https://www.hamadasyuzou.co.jp/denzouin/products/chill_green.html より)

柑橘のような香りがするマーガオとは一体どんな素材なんでしょう?
素材のマーガオとは?


マーガオとは、見た目は黒胡椒にそっくりですが、香りはその見た目を裏切る強烈なレモングラスの香りを放ち、そして山椒のようなピリッとした辛味もあり、その香りの高さから、一度味わうとやみつきになるとも言われています。



公式にいわれる柑橘香とは、このレモングラス香を指すのですね!
新製法について
CHILL GREEN spicy & citrusは、ふたつの新製法によってつくられています。
「ボタニオール製法」と「リファインブレンド」です。
「ボタニオール製法」
ボタニカルと醪(アルコール)を組み合わせることにより、新感覚の香味特徴の酒質に仕上げる製法。発酵時の醪に最適なタイミングでボタニカルを添加することにより、ボタニカルの持つ香味を最大限に抽出し、香味豊かな焼酎に仕上げています。
公式より
ボタニカルは、食物由来の成分のこと。今回で言えば、マーガオの香気成分を抽出することにあるでしょう。
「リファインブレンド」
マーガオの特徴を最大限に表現するため、自社原酒の中でも最も磨き抜かれたきれいな酒質をブレンドして使用しています。
公式より
当然、蒸留後の原酒はいくつかのタンクに分けられて保存されます。その中から、マーガオの特徴が活きる原酒を選んでブレンドしているのでしょう。
感想
飲んでみると、心地の良いスパイシーな香りと、安心感のある麦焼酎の香りが特徴的でした。
水割りだと、キレの良さと甘味が引き立ち、ソーダ割りだと爽快感がさらに増します。
尖った香りがするので、お湯割りよりはコールドドリンクとして楽しみたいですね。
オススメの飲み方
公式にはソーダ割りのほかにトニックウォーター割りで、「チルアウトトニック」というのがおすすめされています。
たしかに、スパイスが原料ということもあり、ジンのような楽しみ方ができるかもしれません。
ジンは、一次蒸留後のスピリッツにハーブを漬け込み、さらに蒸留したもの(中にはしないものもある)の事を言います。
そうした意味では、香辛料をもろみに混ぜ、もろみと共に発酵させて香気成分を取り出す焼酎の製法として差別化しやすいポイントですね。
オレンジジュースでチルアウト・オレンジ・ブロッサムとしたり、ジンジャーエールでチルアウト・バックとしたり、楽しめるかもしれません。