か行– category –
-
甲類焼酎とは
甲類焼酎とは、クセのないクリアな味わいが特徴の焼酎のこと。 別名を連続式蒸留焼酎といい、連続式蒸留で造られる。 ■蒸留とは ■連続式蒸留とは 【原料】 甲類焼酎の原料は主に廃糖蜜。 廃糖蜜(モラセス)はサトウキビの絞り汁から砂糖を生成する際... -
減圧蒸留とは
減圧蒸留とは、焼酎を圧力を下げた状態で蒸留すること。 ■蒸留とは 水とアルコールの沸点の差を利用してアルコールを抽出する蒸留は、通常であれば90℃程度で行われる。このように通常時の圧力で、90℃程度の温度帯で蒸留することを常圧蒸留と呼んでいる。... -
酵母とは
酵母(イースト)は、糖をアルコールと炭酸ガスに分解する微生物の総称。 酵母にはたくさんの種類の菌がおり、自然界には天然酵母として、ブドウ・米・麦の果皮などにそれぞれ違った酵母が、違ったバランスで生息している。 幅広く色々なものに使われて... -
黄麹とは
黄麹とは、穀類や芋類に黄麹菌を着床させたもの。 日本酒用麹とも言われ、古くから日本酒造りに使われていた。 始めは焼酎造りにも用いられたが、雑菌のケアが難しかった。 というのも、ほかの麹菌に比べクエン酸生成が弱く、殺菌効果が弱いという特徴があ... -
黒麹とは
黒麹とは、穀類や芋類等に黒麹菌を着床させたもののこと。 クエン酸を良く生成するため、もろみ中の雑菌の繁殖を抑制するといった効果がある。 黒麹で造られた焼酎は、深く濃厚などっしりとした味わいであるものが多い。 日本酒造りに使用されていた黄... -
麹とは
麹とは、穀類や芋類などに麹菌が着床したもの。 麹菌はカビの一種で、米などに付着したものは、ふさふさした感じが見て取れる。 麹の語源は、「カビダチ(黴立)」が訛って「カウヂ」と変化したものとされている。 麹を作る過程のことを「製麹」という。 ... -
木樽蒸留(木桶蒸留)とは
木樽蒸留(木桶蒸留ともいう)とは、蒸留器として木樽を用いることをいう。 木樽で蒸留することで、いくつかのメリットがある。 木の微細な隙間から余分なガスが抜けるなどして、トゲのない焼酎になる。 木の香りが移り、心地よい飲み口になる。 また、蒸... -
粕取り焼酎とは
粕取り焼酎とは、日本酒を製造した際の絞り粕である酒粕を蒸留したもののことを言う。 焼酎の中では特殊で、その製法から日本酒の酒蔵で製造されることが多い。 とくに吟醸粕で造られた粕取り焼酎は大変香りがよい。 ~あわせて読みたい~ ■粕取り焼...
1