用語辞典– category –
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どんぶり仕込みとは
どんぶり仕込みとは、一次仕込み、二次仕込みのように分けて仕込むのではなく、一度に全ての原料を混ぜて仕込むこと。 分けて仕込むメリットとしては、クエン酸の生成を高めるなどがあるが、この仕込み方法ではこれは得られない。 沖縄で造られる泡盛はそ... -
全麹仕込みとは
全麹仕込みとは、仕込みの際に麹のみを原料とした仕込みのこと。 この際、仕込みの回数は問わない。 -
段仕込みとは
おもに日本酒の製造に用いられる仕込み製法で、酵母に麹と蒸米を三段階に分けて加えること。 焼酎では一次仕込みの際に用いられる。 分ける三段階を、『初添』『仲添』『留添』という。 三回に分けて仕込むため、三段仕込みともいう。 【初添(はつぞえ... -
二次仕込みとは
二次仕込みとは、二次もろみ(本もろみ)を作る工程のこと。 一次仕込みで造られた一次もろみに主原料と水を加え、更に一週間程度発酵させる。 どんぶり仕込みという1回で仕込む方法と比べ、二次仕込みまでの2回に分けて仕込む理由は、雑菌に強くなるよ... -
一次仕込みとは
一次仕込みとは、一次もろみ造りの工程のことである。 製麹で作成した麹と水と酵母を混ぜあわせ、一週間程度発酵させる。 どんぶり仕込みという1回で仕込む方法と比べ、二次仕込みまでの2回に分けて仕込む理由は、雑菌に強くなるようクエン酸や酵素の発... -
仕込みとは
焼酎造りにおける仕込みとは、温度管理や櫂入れを行いながら数日間発酵をすすめ、もろみをつくる工程のこと。 その工程を細分化すると、以下のような種類がある。 ■一次仕込み ■二次仕込み ■段仕込み ■どんぶり仕込み ■全麹仕込み -
木樽蒸留(木桶蒸留)とは
木樽蒸留(木桶蒸留ともいう)とは、蒸留器として木樽を用いることをいう。 木樽で蒸留することで、いくつかのメリットがある。 木の微細な隙間から余分なガスが抜けるなどして、トゲのない焼酎になる。 木の香りが移り、心地よい飲み口になる。 また、蒸... -
蒸留とは
蒸留とは、液体混合物の沸点の違いを使って特定の液体を抽出すること。 焼酎造りにおいては、発酵したもろみや酒粕の内のアルコール分を抽出することを指す。 水の沸点は100℃だが、アルコールの沸点は78.3℃と水より低く、理論上80℃付近で加熱するとアル... -
粕取り焼酎とは
粕取り焼酎とは、日本酒を製造した際の絞り粕である酒粕を蒸留したもののことを言う。 焼酎の中では特殊で、その製法から日本酒の酒蔵で製造されることが多い。 とくに吟醸粕で造られた粕取り焼酎は大変香りがよい。 ~あわせて読みたい~ ■粕取り焼... -
もろみ取り焼酎とは
もろみ取り焼酎とは、もろみを蒸留した焼酎のこと。 もろみは麹と主原料を合わせ、どろどろに発酵させたもののこと。 酒粕を蒸留した粕取り焼酎に対してこのように言われている。 ■粕取り焼酎とは 基本的にほとんどの焼酎はもろみ取り焼酎である。 ...